VirtualBoxで仮想Linux環境を作ってみる
未だグラフィックボードは届きません。うーん。
まだまだLinuxは慣れていないので、暇なうちに色々勉強しておこうと思い、VirtualBoxをインストールしました。
これで、Windows XP上にUbuntu*1の仮想環境を作ることができます。
仮想環境なので、何をしても安心（？）です。
以下にインストールの流れを書いておきます。
VirtualBoxをインストール
VirtualBoxのダウンロードページから、VirtualBox 2.2.0 for Windows hostsをダウンロードします。
このインストールは問題無いと思われますので省略します。
＊ただし、このアプリケーションはWindowsのロゴテストに合格していません〜といった警告が何度か出るかもしれません。無視して継続をするとインストールできますのでご安心を。
仮想Linux環境を作成
今回はUbuntuを入れてみようと思います。
インストールが完了したら、Sun xVM VirtualBoxというアイコンからVirtualBoxを起動します。
VirtualBoxが立ち上がるとメイン画面が開きます。
さっそく仮想環境を作っていきましょう。
- まず、左上の「新規」アイコンをクリックします。
- 「次へ」をクリックすると、仮想マシン名とOSを選択する画面になります。ここでは仮想マシン名に"pippo21"、オペレーティングシステムに"Linux"、バージョンに"Ubuntu"を選択して「次へ」。
- 仮想環境に割り当てるメモリの量を設定します。今回はデフォルトのまま「次へ」。
- 仮想ハードディスクの設定です。起動ディスクにチェックを入れ、新規ハードディスクの作成を選択し「次へ」。
- 新規仮想ハードディスク作成ウィザードが開きます。「次へ」を押すと仮想ハードディスクのタイプを聞かれます。ここでは「可変サイズのストレージ」を選択して「次へ」をクリックします。
- 最初はまだ一つも仮想ハードディスクが無いので、「場所」に"pippo21"を入力し、サイズはデフォルトの8GBのままにして「次へ」→「完了」。
- 最後に設定の一覧が表示されます。この設定で良ければ「完了」をクリックしてください。
- これで仮想Ubuntu環境が作成されます。
Ubuntuをインストール
あとは仮想環境にUbuntuをインストールすればOKです。
作成された仮想環境を選択して、「起動」をクリックするともうひとつウィンドウが現れます。
一番最初に出てくるウィザードに従ってUbuntuのCDからインストールすればOKです。
これでUbuntuをWindows上で動かすことに成功したわけですが、マウスで両OSを行き来できなかったり、Ubuntuの解像度が800×600までしか選択できなかったりと、ちょっと不便です。
そのために、Guest Additionsなるものが用意されています。
Guest Additionsをインストールする
% sudo sh /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions-x86.run
と入力すればOK。
後はVirtualBoxを再起動すれば、ホストキー*2を押すこと無しにマウスを行き来させることができます。素敵！
また、800×600よりも大きい解像度を選べるようになります。
ウィンドウを最大化すると、それに合わせてUbuntuの解像度も勝手に変わってくれるみたいです。
これでフルスクリーンモードにすれば、あなたのPCはもう完全にUbuntuです。
ちなみにフルスクリーンモードから戻るには、ホストキー＋「F」を押せばOKです。
くれぐれも戻せなくなって焦らないように・・・。
