ホストOSとゲストOSの共有フォルダの作成

ホストOSとゲストOSで共有することができるディレクトリがあるととても便利ですよね。今回は、共有フォルダの作成方法を説明します。(ただし、先にGuest Additionsがインストールしてあることが条件です。Guest Additionsのインストールの仕方については、VirtualBoxで仮想Linux環境を作ってみる - 理系院生の研究室は今日も静かですのGuestAdditionの項を参考にしてください。)
まず、ホストOS*1に共有フォルダ用フォルダを作成します(例えばC\Hostなど)。
VirtualBoxのウィンドウの、「デバイス」メニューの中の「共有フォルダ」をクリックする。すると設定ウィンドウが開きます。
"共有フォルダ"を選択し、右上の「新規共有フォルダを追加」アイコンをクリックする。
以下のように設定して、OKを押す(フォルダ名はお好きな名前で大丈夫です)。
これでVirtualBoxの設定は完了です。続いてUbuntu側で共有フォルダをマウントします。
/mnt以下に共有フォルダをマウントするディレクトリを作成する。

# cd /mnt
# sudo mkdir hostfs *2

/etc/rc.localに次のように書きこみます。

mount.vboxsf Host /mnt/hostfs*3

これで毎回起動時に自動的にマウントしてくれます。Windows側ではC\Hostが、Ubuntu側では/mnt/hostfsが同じフォルダとして使うことが出来ます。
参考HP(参考っていうかほぼ丸写しですが…)
シス卿の流儀: ubuntu:WindowsとVirtualbox上のubuntuとの共有フォルダー設置(1)
VirtualBoxの共有フォルダ - J備忘録

*1:ここではWindows XP

*2:斜体の部分はhostfsでなくても大丈夫です

*3:斜体の部分は上で作成したディレクトリと同じ名前にする